アジングのアクション
アジングのアクション

アジングのアクション
基本的にアジは、リフト&フォールのアクションに良く反応する魚です。メバリングでは、ただ巻きが中心になるアクションが好釣果になる場合が多いですが、アジの場合はリフト&フォールに強く反応を示す傾向がある為、アクションによってアジとメバルを釣り分けることも可能です。
しかし、アジングでもただ巻きが良い場合もありますので、リフト&フォールがダメなときは、ただ巻きを試すと有効な場合もあります。
リフト&フォールを中心に水深やワームカラーなどいろいろと試してその日のパターンを探すことが一番重要です。
その日のパターンさえ見つけてしまえば入れ食いタイムに突入です。
カーブフォールで一発解決アジのレンジ攻略
アジがどの層に居るのかをつかむことは、アジングにおいて非常に重要です。
そこで、アジがどのレンジに居るのかをつかむ必要があります。
まず、1g程度のジグヘッドをキャスト後にラインを常に張った状態を保ちます。
ここで重要なのがカウントをするということ。1・2・3・4とカウントして何秒目でアジのあたりが出るのかをサーチしていきます。活性の高いアジがいればコンッとかツツッといったかすかなあたりが感じられるはずです。
そこがアジの居るレンジであり、あたりの出たレンジが、表層か中層か低層か大まかに分けてみましょう。
これで、この日中心に狙うべき層がわかります。
釣れなくなってきたらアジのレンジが変わっている場合があるので、また、カーブフォールを使ってアジのレンジを探っていきます。
アジングのリフト&フォール
アジングのアクションの中心は、リフト&フォールが中心の釣りになっています。
キャスト後にアジの居るレンジまでフォールさせ、ロッドティップを10時の位置から11時の位置、11時から12時までの位置へ素早くトゥイッチさせフォールの繰り返しでアジを誘います。
このアクションは、どのリグにも共通のアクションになりますが、ジグヘッド以外は、フォール時間を少しだけ長めに取るのが釣果アップのコツです。
特にデイアジングは、リフト&フォールしか反応しないことがほとんどですのでデイアジングにおいては、ただ巻きの釣りはほとんど使用しません。
アジングのただ巻きアクション
ナイトアジングで有効なのがただ巻きです。
ただ巻きでは、アジ以外にもメバルが良く反応するアクションでもあります。
リフト&フォールで反応しないアジでもただ巻きで急に反応を示す場合もあるので、釣れない場合は試してみるのもオススメです。また、全体的に水深が1m~2mと非常に浅い場所では、ただ巻きのほうが効率的に探っていけますので、水深にあわせてリフト&フォールとただ巻きを使い分けるのも有効です。さらに微シェイクを加えたミドストをマスターすればさらに釣果アップします。また、一瞬喰う間を与える為、フォールを入れるとさらに釣果アップ!!
ただ巻きに適したタックルセッティングは、ソリッドティップのロッドがあたりをはじきにくくオススメです。
アジングのドリフト釣法
アジングでは、潮目が非常に重要です。
潮目が出来ている場合は、潮目の横にあるヨレにベイトが集まりそこに活性の高いアジがついている場合が良くあります。
特に外灯のないポイントやデイアジングでは、潮目が一番重要なアジの居場所の目印で、超スローシンキングのフロートリグを潮目にキャストして、ラインを放出しながら潮目のヨレに仕掛けを送り込むことで、キャストでは届かない場所でも狙うことが出来ます。
■ ドリフトのさせ方
まず、飛距離も出て一番簡単なのは、TICTのMキャロなど比重の軽い補助シンカーを利用しキャスト後にラインスラックを取ります。そしてすぐにベールをおこして少しづつラインを放出していきます。もちろん仕掛けはゆっくりですが、沈んでいきますので、時々ラインを巻き取りながら浮かせて潮目のポイントまで仕掛けを送り込みます。

■ アジングのドリフトで使うMキャロのタックル例

アジング・メバリング兼用設計のオススメのリールです。夜釣りが多く細いラインを使うアジングにおいて浅溝スプールやアンチバックラッシュシステムなど、ライントラブルを激減させる機能は必須ですし、アジングにおいては、口切れ防止の為にかなりシビアにドラグをユルユルにするのですが、その際のドラグ調整もしやすい点もオススメのポイントです。
Rapala(ラパラ) SUFIX832 ADVANCED SUPER LINE 150M
0.2号で5lbの強度があり、極細でありながら耐久性抜群で、驚異的に飛距離が上がります。表層にアジが群れている場合はノーマルPEを使うほうがレンジキープしやすいですが、それ以外の状況では、圧倒的にシンキングPEの方が風の影響も受けにくく、感度も抜群な上、狙ったレンジを直撃できるといったメリットがあります。
Rapala(ラパラ) ラピノヴァ・エックス マルチゲーム 150m
アジングのチューブラーロッドとの組合せで使うのが0.3-0.4号のPEラインです。この組合せは、感度抜群です。但し、風に弱いのがPEの弱点でもあります。僕もこのラインを愛用していますが、価格が安く、品質も非常に良いのでオススメです。今のところライントラブルなく非常に快適に釣りが出来るだけでなく、ライムグリーンのラインなので視認性も良かったです。50mずつ3回に分けて経済的ですよ!!
アジングのPEラインシステムで使用するフロロリーダーとして使用します。300m巻きで、たっぷり使えますし、カラーもクリアーで魚に違和感を与えにくいです。僕は、PE0.3号に対して、3lbラインをリーダーとして使っています。ちなみにこのラインとあまり品質の変わらないフロロラインリーダーは、30m程度で500円以上します。圧倒的なコストパフォーマンスでオススメです!!
ノーマルタイプのMキャロです。竿抜けポイントまで遠投してバックスライドしながら重さの割りにゆっくりフォールしますので、ジグヘッド単体の感覚で扱えるMキャロです。
潮流の影響を受けにくく飛距離がでる小型のMキャロ。普通のMキャロに比べて早く沈むので、素早くチェックしたいときは、このタイプがオススメです。
アジングのワインドアクション
タチウオなどでメジャーになったワインド釣法ですが、アジングにもワインド釣法は有効です。
仕掛けとしては、2g~3g、場合によっては、5gのアジングでは重めのジグヘッドにシャッドシェイプタイプのワームをセットします。
アジングワインドは、デイアジングで非常に好結果が出ることが多く、キャスト後に底までフォールさせ、大きく2回~3回シャクリ後にフォールを繰り返します。
イメージとしては、エギングのシャクリのようにきびきびと大きくしゃくるのがコツです。
ワインドは、食性でなく反射を利用したリアクションでアジを釣る釣り方なので、巻き取るスピードアクションも非常に早くするのがコツです。
■ アジングワインドのリグとワーム
Jazz(ジャズ) 尺HEAD(シャクヘッド) R type 漁師パック
アジングワインドで定番のジグヘッドです。20個入り漁師パックなので、根掛かりを恐れることなくガンガ攻める事が出来ます。
アジングワインドで実績のあるワームです。マイクロワインド専用で、1.5g~3gのジグヘッドをセットして使用します。
マイクロワインドが出始めた頃から定番のマイクロワインド専用ワームです。愛用者も多く実績もあるのでオススメです。